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雨漏りの話 雨漏り奮闘記 新瓦博士

2008.10.27 (月)

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雨漏りの話 雨漏り奮闘記 新瓦博士

雨漏りを考えるとき、雨漏りの認知の時点の問題があります。
お施主様の考える雨もりは、天井、壁、サッシの窓枠、畳が濡れる、等々、室内に症状が露見した時をもって、雨漏りと思われているようです。

私たち、屋根業に関係する立場で考えたとき、雨漏りは、屋根材、外壁材に浸入して、下地材に達したときが、本当の雨漏りと思うのが正解と思っております。
しかしながら、それは、実際問題として施主様にとって、難しいことと思われます、

昔から、お住まいを「長寿命」持たせる秘訣は、
まず、お住まいを大切にする「心」が、第一と思います。

それには「雨漏りをさせない。」「シロアリから住まいを守る」、この二点に尽きるかと思います。

しかし、「雨漏りをさせない」「シロアリから住まいを守る」この原点をなおざりにされているような気がしております。

なぜ、白川郷の茅葺の粗末な住まいが世界遺産になるのでしょうか。

私は、実際に白川郷のお住まいを見学させて頂きました。

当のご主人に話を聞く機会があり、お聞きしたところ、
住まいを大切にする「心」が必要です。と言っておりました。

この合掌造りは、粗末な造りです。「囲炉裏使い、萱や丸太を結んである縄が煙によって燻化され、虫が付かず丈夫になるのです。」と言っておりました。

合掌造りは、引火しやすい建物です。内側からも、外側からも。
しかも、屋根は最も原始的な「弥生式土器」の時代と変わっておりません。
頻繁に手入れをしなかったら直ぐに雨漏りをしてしまいます。

そのため、何年かに一度、北側、南側と交互に屋根を村じゅう総出で葺き替えている訳です。

それでも北側の痛みのほうが激しく、回数的には、何十年というスパンでは、北側のほうが多くなるようです。

結論的には、雨漏り対策の基本は、早め早めの手入れが良いかと思います。
もちろん、シロアリについても現在は薬剤の関係で5年に一度の点検が必要です。

住まいは、雨漏りと白アリ被害が無ければ、住まいは50年・60年の耐久性があります。
たとえ、建売住宅でも。
またこの続きは明日書きます。