紫の 小さな花に 露をおく。
漁火と 沖の灯台消えゆとも 消すに消せない われの潮騒。
紫の 小さな花に 露をおく。
漁火と 沖の灯台消えゆとも 消すに消せない われの潮騒。
屋根職人のたわごと 「瓦は屋根だけ?町おこしに使おう」
この間、古河に行って来ました。
旧4号国道(日光街道)をはしり、残念に思っておりま
す。
古河の古い町並みの一角(知る人ぞ知る)にあった素晴らしい築地塀(ついじべい)が解体され、大谷石の塀に変わっていました。
写真1、これは京都で撮影した築地塀です。
写真2、こちらは、古河市の旧4号の古河駅の近くにあったお寺の築地塀です。
棟の瓦こそ少し貧弱を感じますが、正面の人間で言えば顔に当たる部分は、かえって青海波(せいかいは)あり、甍(いらか)で手が込んでおります。
古河市の文化財にしても良かったと思われるくらいです。
古河市は古河公方を生み、博物館・美術館、レンガの町並み、割烹料理屋さんの粋な門、桜、渡良瀬遊水池、桃、観光には事欠かない遺産があり、素晴らしい町と思っております。
瓦は屋根しか使われないの?
倉敷の風致地区、老若男女なたくさん行きかいます。
蔵の街で栄、今も明治、大正の面影を残し、倉敷紡績の発祥の地、アイビー・スケア有り、素晴らしいお土産屋さんがあってにぎわっております。
蔵造りの建物お腰部分の四角いタイルみたいなものは「甃」(しきかわら)でネズミ除けです。写真3
東大寺大仏殿の床に張ってあります。もともと瓦はタイルより歴史が古く、中国では西周(紀元前1027年~771年)に使用されておりました。
この話は,後でアップしたいと思っております。
これは使用済みの瓦を積み上げ、天端に軒瓦と棟瓦を使い、沖縄独特の塀を作っております。
下部を撮影しなかったのは残念ですが、さんご礁の残骸が石になったものを使用し、セメントと思われるものもさんご礁の粉末(さんご礁も石灰)と思われます。写真4
そして、私は先祖も瓦職人でしたので、瓦を使用した墓石を作りました。写真5
日本広しと言えども瓦で墓石を作った方は居ないと思います。
墓は故人のモニュメント・一人ぐらい変わっていても、いいじゃない。いいじゃない。 あっはっは・・・・。
新瓦博士
雨漏り奮闘記 日展に行ってきました。
金賞作品「午後に」桑原 宮一氏
ギャラリー&コンサート 小塩 武
久しぶりに日展に行ってきました。
会場は数年前に新装になった新国立美術館です。
ガラス張りの曲線美を最大限に生かした素晴らしい美術館です。
このエリアから六本木ヒルズ・東京タワーが望め、散策にも持って来いのところです、
欅が彩付き、回りの木々も秋真っ盛りでした。
中に入ってみて、前の都立美術館の雑踏は無く、3階までの吹き抜け(実際は6階の吹き抜けの高さです)で、ゆったりと観賞できました。
日展に行くことにはチョとした謂れがあります。
数年前アンコールワット(カンボジアの世界遺産)に行った時、
ご一緒させていただいた日展作家 山田朝彦先生から毎年招待チケットが送られてきます。
もちろん私も不動岡高校で美術を専攻し、県展の審査員でもあった故法元先生の薫陶を受けておりますが。
いま、加須市花崎の平成国際大学のサトエ美術に法元先生の
教え子の画家の大作が展示され、また、羽生市弥勒には先生の「田山花袋」の主人公の田舎教師のブロンズ像もあります。
私も屋根職人として、どうしても屋根瓦をテーマした絵が印象に残ります。
絵葉書を買ってきました。
1枚は「大仏殿を望む」吉田 敏夫氏の作品
どこかの岡の上に咲き乱れる百日草と西洋石楠花を近景に、
煙出しのあるお寺の屋根々を近く、遠くに描き、こんもりと繁った大仏殿に続く大和の峰々を描いております。
この作品は入母屋屋根・鳥伏せ間・大仏殿の金色の鴟尾(しび=鬼瓦に相当)が描かれ、具象の作品です。
2枚目は「西ノ京晩秋」西野 博樹氏の作品
裳こしのある3重の塔に9輪が輝き、どこかの寺院の裏門と
人知れず寺院の影を落す沼、野分を今にも呼びそうな早い雲の流れ、こんもりと繁った杉林、気に入って買ってきました。
3枚目は「古城の村」 佐藤 祐治氏の作品
これはヨーロッパの山頂に古城が凛として存在感を示し、周りの高台に修道院と思われる建物を囲み、村々の屋根がへばりつくように寄せ合ってます。
キット凍て付くよう寒波が襲うのでしょう。
暖炉の煙突が何本も立っています。
古城の周りは、荒々しい岩肌が要塞のように、「来るなら来いと叫んでいるように聞こえて込ます。
4枚目の作品は、歌手「ジュデイ・オング」の「涼庭忘夏」を購入しました。
今にも琴の音とお手前を想像致します。
天は2物を与えずでは無いようですね。
日の光を素晴らしく取り入れた作品です。
せみ時雨の中に打ち水された、木陰の床机でくつろぎ、琴を聞きながら、お手前に興ずる、こんな至福のひと時を早く過ごしたいものですね。
5枚目は「金賞作品」「午後に」 桑原 富一氏の作品
そして、最後は朱のレンガ・漆黒のグランド・ピアノと黒光りに輝くアーチ型入口、しかも床は吹き抜けと思われる屋根型天井の色彩と同じ赤褐色、絶妙のコントラストに贅沢としか言いようの無い絵画が配置されています。
主の居ない照明は、いかにも時間をもてあそんでいます。
「ギャリー&コンサート」 小塩 武氏の作品です。
そして、山田先生の作品「無音の音」ブロンズ像です。
先生はジーンズをはいた彫像が多いようです。
新国立美術館は夫婦で絵画を鑑賞するにも、恋人と同士で
語らうにもロマンチックですよ。
まして、六本木ヒルズタワーからの東京の夜景、ワインを交わす至福のひと時だと思います。
夜景の新国立美術館を撮影してきました。
新瓦博士