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振袖火事に困った徳川幕府は瓦を奨励

2010.03.25 (木)

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  雨漏り奮闘記 振袖火事に困った徳川幕府は瓦を奨励

振袖火事(明暦の大火)で江戸の町の大半だけでなく、大名屋敷、
旗本屋敷、末には江戸城の本丸までも焼きつくした。

60年続いた『瓦葺き禁止令』も8代将軍吉宗の時、伊賀蜂郎次なるものが当時新設された『目安箱』に今でいう投書をした。   当時の世相は『火事と喧嘩は江戸の華』と言えなくなっていた。

吉宗は庶民、商人、江戸詰めの大名諸侯の困窮を見て、また、明暦の大火の中で、被害を止めた、瓦葺き漆喰土蔵作りのことに鑑み、
今までの政策を改め、一歩踏み込んで防火設備の為に、瓦・漆喰の土蔵作りを奨励し、今でいう住宅金融公庫並みの低利で、
10年年腑の貸付金制度を敷き、後々の世までこの制度は120年という長きに亘って続いた言う。

もともとは、このローン制度は武家屋敷、旗本屋敷の復興にあったという。

また、埼玉県では川越、春日部などの街道筋、小江戸と呼ばれた
豪商たちが栄えた町と、近隣近在に良質な粘土の産地があり、
流通に適したところから、徐々江戸の町を中心に瓦屋根の普及が全国に及んだものと考えられる。

                                            
ファイル 404-1.jpg
旧日光街道粕壁宿(現春日部市)にある当社が復元した東屋田村本店の商家作りの土蔵

ファイル 404-2.jpg
夏涼しく、冬暖かい、しかもネズミなどの動物にも強く、通風性のある土蔵作りの米蔵。
東北のコメどころの角館で撮影

ファイル 404-3.jpg
亀甲紋のある素晴らしい土蔵作り。
蜜蝋街道の出石市で撮影


                           
ファイル 404-4.jpg
岡山県倉敷の街並みの一角にあった本葺き瓦の土蔵作り。
腰壁に敷き瓦(正式には甃と書きます)が塗りこめてあります。

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