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コロナと人生100年時代・忍び寄るデフレスタブレーション

2020.05.17 (日)

 パンデミックなコロナを相手に、世界で常態の変化に見えざる敵に右往左往しながら企業のトップは判断に迷っています。
 冷静に考慮すれば、歴史に学べば良いのです。
 前述したローマ帝国、リーマンショック・東日本大震災・戦災・関東大震災の中でも、人々は生き残りをかけ、世相が荒れても今日まで連綿と1日も休まず生きてきたのです。

 亀のように黙々と歩み、大河があふれ,泥沼化した経済を前にすくまず営みを続けたのです。そこには、赤痢、疫痢の見えざる敵もあったのです。今とは逆のインフレの波があり、昭和23年の利根川決壊で、米が7倍以上になり母たちはそれを乗り越えたのです。コメは米穀通知帳を持参しないと買えなかったのです。
 
 現在は、日本も欧米諸国に追いつけ追い越せでアジアの国々に援助の手を差し伸べているのです。
 巣ごもりだけが良いわけではありません。初夏に向かって季節は何万年も何もなかったように朝が来て夜が来るのです。
 今、バラの花が咲き誇り、あやめが風に揺れ、古代ハスの花にミツバチが飛び交います。鷹でさへ上野公園・日比谷公園に住み着き都市開発に合わせ順応してることをTVで見ました。

 一部の都府県を除き制限が解除されましたが、、観光地のお客は戻りません。インバウンドも同じです。テイクアウトで頑張っていますが、売り上げは半分以下です。

 怖いのは、これが常態化することです。誰もが先行き不安を感じ財布の紐が固くなったままでは、全てが元に戻らず経済の欠陥が人の血管をこうばらせてしまうことです。社会も人間も、血流が細くなれば、息が苦しく死が襲い掛かるのです。

 賃料の支払額が、テナント各社に重圧となって、骨粗しょう症の企業に多く延命策で賃料減免が起こり、リート・ファンドの株価が下がっています。解約の波が起これば一層の下落になります。
 政治の力が試され、国民は負担を強いられ、10万円がお釈迦になります。

 もしも、あなたが億り人か、小金持ちを望むのであれば何を考えます。武田信玄のように動かなければ良いのです。不安に負けて、大衆の流れに後追いすれば、経済は悪いほうに動きます。「悪貨は良貨を駆逐するのです。」経済原則は悪者が勝利を収めるのです。

 投資の原理・原則は3ケ条だけです。
 1.素早く損切。空売りで稼ぐ。
 2.投資の王道は我慢の居座り
 3.ゲリラ戦のためにキャッシュフローを考慮せよ。
 これを守りれば、2000万円はすぐにでも手が届くのです。

 アナリストの見解はV字回復は否定しています。常態の変化で残業代と通勤費削減です。ローン返済は重くなります。前にも言いました。かわいい奥さん、昼はパートのアルバイト・夜は抜け出して、ヘルスで稼ぐが、客はなし。月の収入10万円⁉。

 トランプさんと中国の問題です。こんがらかったタコ糸です。米国空母のコロナ発生と中国の海洋覇権と華為技術(ファーウエイ)問題やオーストラリアからの食肉輸入のストップ、オーストラリアにとって、ドル箱が亡くなるのはコロナとお金の苦しみです。フイリッピン、ベトナムなどの南沙諸島の領有権問題、日本とは尖閣諸島問題です。アフリカは国際協力OADの紐付き問題や欧州連合と問題が発生しています。

 中国は、120年前の過去に義和団事件で英仏列強から、賠償金の支払いで苦い経験をしています。各国との軋轢は歴史上で学んでいるのです。引き下がれば、中国の国民が黙っていません。日本は戦後、台湾を除き(蒋介石)賠償金で苦労した歴史に学び今日があるのです。ドイツは第一次大戦でハイパーインフレを経験し、ヒットラーが登場したのです。すべては過去紐解けば良いだけです。再度吠えます。すべては歴史の教科書通リです。

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